バイトで使える!敬語とマナーの基礎知識
挨拶とマナーは重要
アルバイトを始める際、初めは仕事ができなくても当然です。
わからないことがあって当然ですし、ミスが出るのも仕方がありません。
慣れていけば、臨機応変な対応もできるようになりますし、ミスも減らせます。
アルバイト先の職場も初めから完璧ということは決して求めていません。
おいおい一人前になってもらえれば十分と初めのうちには寛大に見てもらえることがほとんどです。
しかし、そのような職場であっても守るべきことが挨拶とマナーです。
挨拶やマナーというのは誰でもできることです。
仕事の初日だからできないというのはただの言い訳にしかなりません。
また、挨拶ができればそれだけでも相手への印象は悪くはなりません。
大きな声で丁寧な挨拶をされて嫌な気持ちになることはないですから、必ず挨拶や職場でのマナーは大事にしたいものです。
そこで、ここではアルバイトを始める前に確認しておきたい挨拶のルールやマナー、敬語を紹介していきます。
挨拶は大きな声ではっきりと
バイト初日は特に自己紹介も含めて多くの人に挨拶をします。
挨拶はぼそぼそと適当に済ませると一気に悪印象となります。
そこで、必ず一人一人目を見て丁寧に挨拶をするようにしましょう。
目を見るのが苦手な人は、眉毛と目の間を見ると目が合っているように感じてもらえます。
また、皆に声をかけるといっても、仕事中の人に声をかけるのはマナー違反です。
仕事が終わって手が空いてから声をかけるようにしましょう。
その際に、先程はお忙しそうだったので遠慮させていただきましたという旨が伝えられれば完璧です。
敬語やマナー
仕事中に上司とやり取りをする場面や接客業でお客様と接する時には必ず敬語やマナーは重要となります。
特に敬語は無意識のうちに間違ったものを使っていることも多くあります。
そこで、今一度自分の敬語が正しいのか見返して見ましょう。
例えば、接客業で多いミスとして、商品を差し出す時に「こちらが〇〇になります」という言い方です。
このなるというのは変化を示す言い方となり、目の前で商品が変化するという意味になってしまいます。
正しくは「こちらが〇〇でございます」です。
次に、日本語として気をつけたいのが丁寧語です。
職場を帰る時に先輩や上司に「上がらせてもらいます」「帰らせてもらいます」ということを言う人がいます。
一見丁寧語に見えて正しく言えているように思われがちです。
しかし、上がるとか帰ると言うのは少し幼稚な言い方です。
正しくは「お先に失礼させていただきます」となります。
先に仕事を切り上げるからこそ正しい言い方ができると残っている先輩や上司に良い印象を与えられます。
同じく、別にいいですよと言う言い方もあまり適切ではありません。
問題ありません、と言う方が角も立たず丁寧な言い方となります。